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「双極性障害の元妻の日常」と「趣味のカメラを元旦那」が綴るブログ

【双極性障害】ノンビリでも理解よ広がれ! vol.1「家事編」

双極性障害の理解がまだまだ乏しいと感じており、身近に接している家族からもなかなか理解を得れていないと感じています。

そんな双極性障害の理解を少しでも広げたいと思っています。なかなか理解されにくい病気だからこそ、双極性障害に接している方はイライラしたりすることが多くあると思います。

双極性障害の方自身、そして双極性障害の方に接している方にも、ゆっくりでも理解を深めてもらえれば、少しはゆとりのある生活になるかなと思います。

なかなか理解されなかった身近な過去の事例をシリーズ化にしていこうと思います。

 

【双極性障害】ノンビリでも理解よ広がれ!「家事編」

(仕事より元旦那帰宅)

Zzzz(Sleep)

なんでこんな少しのお茶碗も洗わないで寝てるの!?

うぅぅ(元旦那よ、そんな事私が一番分かってるよ)

今すぐ洗いなよ。それくらい出来るでしょ。

うぅぅ(元旦那よ、洗いたいけど体が動かないんだよ。私も不思議なんだよ。)

おーい。

うぅぅ(絶対にやるから、多分やるから、体が動けば・・・、それ以上言わないで。本当は綺麗にしたいよ、私だって。)

 

躁と鬱を繰り返す双極性障害。躁期はものすごく動けるのですが、スイッチがオフになったように急に動かなくなります。自分でも何で体が動かなくなるのか不思議でした。昨日まで元気だった私が、次の日には何もしなくなります。元旦那もこの時は双極性障害の事を理解しておらず、そんな私を見てダラダラしてるだけと感じていたと思います。

躁期の時も鬱期の時も やらないといけない事は変わりません。家事をして、家を綺麗にして、仕事から帰ってくる旦那を迎えたいと言う気持ちはすごくあります。気持ちがあっても、体が動かない。だから、口だけと思われる事もあると思います。また、「なんでそれくらい出来ないの?」ってヒシヒシ伝わってきて、かなり辛いです。

イライラする事もあると思いますが、本当に家事をやろうと言う気持ちはあるのです。しかし、心と体が切り離されたような感じになります。どうすれば体が動くのか、動かし方が分からなくなります。それを理解するのは難しいと思いますが、ダラダラしたくて動かないと言うわけではありません。それだけでも理解してあげてほしいと思います。人以上に感情のムラがあるので、また元気になる事を楽しみにしてあげてください。

双極性障害の人自身も自分の病気の事がなかなか理解できないので、周りの方はもっと理解し難いと思います。少しづつでも理解していってもらえればと思います。