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「双極性障害の元妻の日常」と「趣味のカメラを元旦那」が綴るブログ

【双極性障害】ノンビリでも理解よ広がれ! vol.2「お薬編」

双極性障害とはどんな病気なのか?治療法は?双極性障害があまり知られていないからこそ、理解もなかなか得られません。

双極性障害の理解を少しでも広げたいと思っています。ゆっくりでも理解が広がれば、双極性障害の方自身も、周りの接する方もゆとりある生活が出来るようになるのではないかと思っています。

そのために、過去の事例を交え、分かりやすくシリーズ化していきます。今回は第二回目「お薬編」です。

 

 

【双極性障害】ノンビリでも理解よ広がれ!「お薬編」

[元旦那とのある日の会話]

(お薬)パリパリ、ペリペリ、パリパリ、ペリペリ、これとそれとあれとどれと今日もたくさん、お薬ごっくん

薬飲みすぎやでしょ。そんなに飲むの止めなよ。そんなに飲んだら体に悪いに決まってるやん。

病気だから仕方ないでしょ。病気を治すために飲んでるの。

治るどころか、いつも寝たたり、家事も全然セーへんやん。飲んでたら余計悪くなるよ。

これでも薬のお陰で症状が抑えられているの。

そんな病気なんて気持ちの問題でしょ。薬飲むから余計に病人みたいに気が滅入るんでしょ。

クマさんは医者じゃないでしょ!

ネコさんは医者に騙されてるんや、病院に行くのも止めなよ。

そんな事ないよ・・・。

双極性障害は薬で緩和できる病気です

私が、双極性障害と診断され、精神科に通うようになり、お薬を処方され毎日大量の薬を飲んでいると、元旦那は私が薬を飲むことを反対していました。

今は、ちゃんと飲むように言われますが、当時は、双極性障害とはどんな病気なのか?どのような治療法を行うのか、全く理解がありませんでした。

おそらく双極性障害や鬱病など精神的な病気になった事がない方には理解が難しいと思います。元旦那は、精神的な病気は気持ちの問題、気の持ちようで治ると思っていたと思います。病気とさえ思っていなかったと思います。

そう思っている方が大半なのではと思います。だから、体に悪そうな薬なんてやめて、外に出て気晴らしをした方が良いと何回も言われました。

しかし、そんな単純な問題ではありません。しっかりと病気と認められており、薬もあります。症状に合わせて、薬は処方されます。そして、その薬で症状は緩和できます。

躁や鬱にならないよう、毎日飲みます。

それでも鬱や躁になってしまうこともありますが、薬を飲まないと、波が激しくなったりしてしまいます。薬でなるべく波を抑えて、感情の振り幅が少ないよう調節しています。

 

昔私も元旦那が言うように、薬を飲むことに抵抗がありました。

処方されたお薬もちゃんと飲まず、通院もまちまちになってしまっていました。

そのため鬱や躁になりすぎていました。

今はしっかり薬を飲み、病院にも通い、振り幅が少ないと感じています。

 

今後もしっかり飲んで、振り幅が大きくならないようにしたいと思っています。

双極性障害の方は抵抗があっても、周りから理解を得る事が出来ず、やめるように言われても、薬をしっかり飲むべきです。

そして、周りで双極性障害の方がいましたら、気持ちの問題とは思わず、病気なのだと理解して下さい。風邪を引いたら薬を飲むように、双極性障害も同じです。風邪のようにすぐに治ったり、完治する事はないかもしれませんが、理解が深まれば、心にゆとりのある生活になると思います。