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「双極性障害の元妻の日常」と「趣味のカメラを元旦那」が綴るブログ

【双極性障害】ノンビリでも理解よ広がれ! vol.4「ヘルパー編」

双極性障害とはどんな病気なのか?普段の生活は?区や市が行なっているサービスはあるの?双極性障害があまり知られていないからこそ、理解もなかなか得られません。

双極性障害の理解を少しでも広げたいと思っています。ゆっくりでも理解が広がれば、双極性障害の方自身も、周りの接する方もゆとりある生活が出来るようになるのではないかと思っています。

そのために、過去の事例を交え、分かりやすくシリーズ化していきます。今回は第4回目「ヘルパー編」です。

 

 

【双極性障害】ノンビリでも理解よ広がれ!「ヘルパー編」

旦那よ、具合悪くて家事が出来ないんだけど、家事のお手伝いをしてくれるヘルパーさんを頼んでいいかい?

は?何言うてんの?家にいるだけなら家事くらいしてくれよ。

でも、最近子供の保育園の送り迎えも出来ないし。

働きもしないし、家事もしなし、更にお手伝いさんまで頼むの?お金の無駄なんやけど。

区のサービスで、月5000円でヘルパーさん頼めるんだよ。

あそ、勝手にしてくれ。

ありがとう、ヘルパーさん頼むね、こんな嫁でごめんね。

・・・・・

 

行政のサービスで家事を手伝ってくれるヘルパーさん 

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鬱の時は、寝込んでしまい保育園の送り迎え、掃除、洗濯、自分のお風呂さえも何も出来ない時がありました。

朝は起きれない、夕方も眠く、本当に困っていました。

 

そして、保育園の先生に私の調子が悪いと見抜かれました。

保育園の先生に、区(行政)が行なっているサービスでヘルパーさんを頼める事を教えてもらいました。地域によって値段の差等があると思いますが、私の住んでいた地域では、5000円/月でヘルパーさんを頼む事が出来ました。もし値段が高ければ我慢して使わなかったかもしれませんが、行政のサービスなので安く、とても助かりました。

 

私がヘルパーさんに頼んだのは、保育園の送り迎えや家事全般です。

送り迎えをやってもらう事になった当初は、子供は嫌がり泣いていました。ヘルパーさんにも大変な思いをさせたと思いますが、優しく接してくれ、徐々に子供もヘルパーさんに慣れていきました。

本当は送り迎えもしてあげたかったので、泣いている子供を見ると複雑な心境でした。送り迎えも出来ないなんて母親失格だと思いました。

 

ヘルパーさんが家に来てくれて、家事を手伝ってくれる時間は1時間でした。その1時間の間に、送り迎え、買い物、掃除洗濯を楽々とこなしてくれました。

 

ヘルパーさんが家事をやってくれている間は、私はベットに寝ているだけでした。

ヘルパーさんは「寝てて良いんだよ」と言ってくれ、私の事をとても気遣ってくれました。私は何もしないで寝ているだけなので、何度も申し訳ない気持ちになりましたが。

でも、ヘルパーさんに家事を手伝ってもらいとても良かったと思っています。

苦手な方もいましたが、みんなとても優しく、良い方達でした。 

 

鬱や双極性障害の方も行政のヘルパーさんのサービスを利用して、少しでも体や心の負担を減らした方が良いと思います。一度、役所に問い合わせをしてみて、話だけでも聞いて見るといいんじゃないかなと思います。

知らない人を家にあげるは少し抵抗がありましたが、私はとても助かりました。

 

疲れていれば休み、元気な時は動くそれで良いと思います。

 

病気だから仕方ないと、自分を受け止めて、自分を認めてあげる事が大事だと思っています。