障害年金を受給するまでに至った経緯と申請方法
私の方です!
今回は障害年金を受給する為に、何も知らなかった私が奮闘し、受給に至ったまでの経緯、方法です。
私が障害年金の事を知ったのは、ネットです。
こんな制度があるんだと、当時働く事が出来ず、無職で生活苦だった私にはすごく魅力的でした。
まず受給するにあたって、何をするのか、色々調べました。
障害年金受給に慣れている人はいないと思いますし、困ってる方が多いと思いますので、少しでもお役に立てればと思い書いてみます。
※障害者手帳の申請方法も記事にしました。
障害年金の受給資格
まずは、受給資格があるかどうかを年金事務所に問い合わせます。
年金事務所は、混んでいるので、事前に予約が必要となります。
上の日本年金機構に電話をして予約を取ります。
そして肝心な受給資格ですが、
① 保険料納付要件の原則は加入期間の3分の2以上納めていること
障害年金を請求しようとする傷病にかかる初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの被保険者期間についての、保険料納付期間と免除期間を合算した期間が加入期間の3分の2以上あること。
② ①を満たさない場合は、直近1年間に滞納期間がないこと
初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの1年間に、保険料納付済期間と保険料免除期間以外の期間がないこと。ただし、初診日において65歳以上でないこと。2026年4月1日前(3月31日まで)に初診日があること。
初診日の認定
ここで重要なのが、初診日です。初診日とは病気になってから、初めて病院に行った時の事を言います。
私は、4年前でした。
最初の病院から転院していたので、電話で初診でかかった際の診断書をもらうために最初の病院に電話をして、診断書の予約を取りました。すんなり待たずに貰えました。
認定基準
上の写真のようになります。(少し見にくくて申し訳ないです)
受給できる金額
受給できる金額ですが、初診日に加入している保険で大きく異なります。
障害基礎年金では「2級から」、障害厚生年金は「3級から」となります。
障害基礎年金の金額
障害基礎年金の受給例
障害厚生年金の金額
障害厚生年金の受給例
上の図を抜粋したHPです。
必要書類について
障害年金の申請にあたり必要書類ですが、色々必要です。
見にくくて申し訳ないですが、下の写真を参考にして下さい。
医師の診断書について
次に医師の診断書です。
一番重要になるので、あらかじめよく医師と相談し、自分の体調や、生い立ちなんかも書いたメモを渡すと良いと思います。
私は携帯のメモ機能にメモして、コンビニで印刷して医師に渡しました。
障害認定日について
障害年金の「障害認定日」とは、以下の日をいいます。
① 請求する傷病の初診日から1年6ヵ月を経過した日
② 初診日から1年6ヵ月経過前に症状が固定した場合は、固定した日
この障害認定日が、年金受給資格を貰えれば、年金が受給できる日になります。
例えば私のように、ずっと年金の申請をせずにやってきた場合、この障害認定日に遡ってて、年金が受給することが出来ます。
ただし、5年を超えてしまうと、それ以前の年金は受給できなくなるので、早めに申請した方が良いと思います。
病歴・就労状況等申立書の書き方
申請に必要となる病歴・就労状況等申立書の書類の書き方ですが、一番辛い時の状態で構わないと言われたので、その通りに書きました。
上の書類です。(本当はもう一枚書類があるのですが、見つかりませんでした)
私は、ADHDもあったので、幼少期からの事を長々と書きました。
転職、結婚や出産の時どうだったか、双極性障害なので、鬱の時と躁の時にどうなるか分かりやすく書きました。
やっとこれで申請
申請の際も、上に載せた日本年金機構の予約ダイヤルに電話して予約を取りました。
窓口では多少誤字の指摘などありましたが、すぐに受け取ってもらえました。
申請の結果
それから3ヶ月が経ち、そろそろかなと思い、待てずに電話をかけてみました。
すると、電話の担当者の方は、ほぼ確定の方向で進んでますのでもうしばらくお待ち下さいと言われました。
その数日後、年金事務所から証書が届き、障害年金2級の受給資格が決定しました。
長い道のり(障害年金を知ってから7ヶ月程)でしたが、今後の生活を考えれば、全く無駄な時間ではありませんでした。鬱期には全く手が進まないので、躁期に一気に進めました。
今、双極性障害、統合失調症などで、お困りの方、年金受給に向けて動こうとしている方、何かご質問があればお答えできます。コメント欄でもツイッターにダイレクトメッセージでも大丈夫ですので、ご連絡下さい。
少しはお役にたてると思います。