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「双極性障害の元妻の日常」と「趣味のカメラを元旦那」が綴るブログ

障害者手帳の申請手続の方法とメリット

私の方です!

私は病気になってからも、ずっと双極性障害を受け入れることができず、何年も通院をやめたり、安定しない生活を送っていましたが、息子の保育園の先生が私の異変に気付き、役所のサポートを受けるよう紹介してくれました。

そして、家事の代行サポートを頼んだり、障害者手帳の事を教えてくれました。

今回は障害者手帳の申請方法、メリットなどについて書きたいと思います。

※障害年金の受給申請方法については下記にまとめています。

 

障害者手帳とは

障害者手帳とは、障害のある人に交付される手帳です。

障害者手帳を持つことが障害者としての証明になるため、障害者手帳は非常に重要な役割を持っています。福祉サービスを受ける際や、障害者雇用枠で仕事を探す際にも必要になります。

障害者手帳の交付対象となる方

何らかの精神疾患(てんかん、発達障害などを含みます)により、長期にわたり日常生活又は社会生活への制約がある方を対象としています。
対象となるのは全ての精神疾患は、

  • 統合失調症
  • 鬱病、躁鬱病などの気分障害
  • てんかん
  • 薬物やアルコールによる急性中毒又はその依存症
  • 高次脳機能障害
  • 発達障害(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等)
  • その他の精神疾患(ストレス関連障害等)

初診から6ヶ月が経過してることが条件です。

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障害者手帳により受けることができるサービス

  • 公共料金等の割引
  • NHK受信料の減免
  • 税金の控除・減免
  • 所得税、住民税の控除
  • 相続税の控除
  • 自動車税・自動車取得税の軽減(手帳1級の方)
  • 障害者職場適応訓練の実施
  • 携帯料金の割引

などです。これらは、各会社によって変わります。

あとこちらのサイトで色々遊園地などの割引サービスを探せるのでオススメです。

申請の方法

障害者手帳の交付場所は、役所の福祉課の場合や福祉センターの場合などがあります。で、まず役所の福祉課に電話をし、どこで障害者手帳の交付しているのか、その窓口を紹介してもらいます。その教えてもらった担当窓口で障害者手帳の「申請書」と「専用の診断書」をもらいます。そして、「専用の診断書」を担当の医師に提出して、書いてもらいます。申請書は自分で記入を行います。

医師から「専用の診断書」に記入してもらって返して頂くのに、だいたい2週間ほどかかります。記入した申請書と診断書を交付窓口に提出します。私の場合は、提出をしてか1ヶ月かかりました。

手帳の有効期限

手帳の有効期限は交付日から2年が経過した月の末日となっています。

2年ごとの更新です。

最後に

私が手帳を受け取ってまず思ったのが、障害者のレッテルが貼られてしまったという、深い悲しみでした。

しかし、最初は難しかったですが事実を受け入れ、前向きにサービスなどを活用していこうと考えました。

まずは、国立博物館などに行き、子供達と思い出を作りました。

体調が悪いと家から出る事に億劫になり、ふさぎ込む事も多くありました。でもタクシーも割引になるので、そのサービスを使い、少しでも家を出ようというパワーに変えました。病気で辛い事がある分、楽して生きようと考える事にしました。

障害者手帳を取得しようと考える方の助けになれば幸いです。